早期だからこそ知って欲しい! 癌初期の治療ガイド
リスクのない治療法 再発・転移を起こさない治療法とは
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子宮がん

子宮がんは、入り口部分に発生する子宮頸がんと、奥にできる子宮体がんとに分けられ、腫瘍ができる原因が異なります。子宮頸がんはほぼ100%がヒトパピローマウイルスへの感染が原因と言われ、子宮体がんは女性ホルモンの分泌バランスの乱れが大きな原因とされています。

子宮頸がんは若い女性でも発生する可能性がありますが、子宮体がんは閉経後の中年女性に多い病気です。

初期段階での症状の特徴

子宮頸がん、子宮体がんともに、初期の症状はあまりありません。腫瘍ができた部分によっては、早期でも不正出血などに気が付くことがあるので、小さなサインを見逃さないように注意しましょう。

  • 不正出血
  • 性交時や性交後の出血
  • 血尿や血便
  • 下腹部痛
  • おりものの異常

子宮がんの進行速度とステージ分類

子宮がんの進行度を知るためのステージ分類は、腫瘍がどの程度の深さにまで浸潤しているか、周辺のリンパ節や骨盤内に転移がみられるかどうかで判定します。

<子宮頸がんのステージ0>

腫瘍が最も浅い粘膜内にとどまっている

<子宮頸がんのステージⅠ>

腫瘍が粘膜の下の筋層にまで浸潤しているが、深さが5ミリ以内のもの(ステージⅠa)

腫瘍が筋層にまで浸潤していて、深さが5ミリ以上のもの(ステージⅠb)

<子宮頸がんのステージⅡ>

腫瘍が子宮頚部を超えて広がっているが、膣の3分の1を超えていないもの、または骨盤壁にまで広がっていないもの

<子宮体がんのステージ0>

子宮内膜に異常な細胞が増えている状態

<子宮体がんのステージⅠ>

腫瘍が子宮内膜内にとどまっている(ステージⅠa)

腫瘍が子宮筋層にまで浸潤している(ステージⅠb、Ⅰc)

<子宮体がんのステージⅡ>

腫瘍が子宮体部を超えて子宮頚部にまで広がっている

子宮がんのステージⅠ・Ⅱでの治療後の生存率

子宮頸がんも子宮体がんについても、初期段階で治療を開始すれば、かなり高い確率で完治できると言われています。以下にそれぞれのがんの治療後の5年生存率を、ステージⅠとⅡについてまとめてみました。

  • 子宮頸がんステージⅠ…治療後の5年生存率は90%
  • 子宮頸がんステージⅡ…治療後の5年生存率は70%
  • 子宮体がんステージⅠ…治療後の5年生存率は91%
  • 子宮体がんステージⅡ…治療後の5年生存率は83%

子宮がんの一般的な治療法

子宮頸がんと子宮体がんが見つかった場合、がんの進行度と妊娠を希望するかといった点を検討して治療法を決定します。

子宮体がんは、外科的に子宮全摘手術を行うのが一般的ですが、ごく初期のステージ0やステージⅠで、妊娠を希望している患者さんであれば、ホルモン療法などで子宮を残す治療法を選択することもあります。

子宮がんは一般的に、放射線が効きやすいがんであるといわれているので、子宮頸がんや子宮体がんのごく初期のステージであれば、外科手術を行わずに放射線治療を行う場合もあります。ほかにも、子宮頸がんにはピンポイントで腫瘍を死滅させるレーザー治療などが適用されることもあります。

【子宮がんの一般的な治療法】

  • 外科的手術 (子宮全摘手術・子宮体がんの場合の第一選択)
  • 放射線治療(子宮頸がん早期の場合の第一選択)
  • レーザー療法(子宮頸がん)
  • ホルモン療法(主に子宮体がん)
  • 抗がん剤による化学療法(子宮頸がん・子宮体がん)
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