早期だからこそ知って欲しい! 癌初期の治療ガイド
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すい臓がん

肺がん、胃がん、大腸がんに次いで第4位の患者数となっているすい臓がん。男女差がほとんどなく、40歳以上になると罹患(りかん)率が高まります。すい臓は一般的ながん検診にも含まれていませんし、内臓の中でも奥に位置しているので、発見が遅れるケースが多いのが現状。見つかった時にはかなり進行していた…という話もよく聞きます。発見から2年以内に亡くなる患者さんが多いのも特徴のひとつです。

初期段階での症状の特徴

体の奥にある臓器であることも影響して、すい臓がんは初期の段階での症状が少ないといわれています。胃の周辺がなんとなくすっきりしない感じが出ることが多いようですが、わずかなサインも見逃さないように、以下のような症状には十分注意しましょう。

  • 消化不良や食欲の低下
  • 胃腸、みぞおち周辺の不快感
  • 黄疸

すい臓がんの進行速度とステージ分類

すい臓がんの進行度を示すステージ分類は、国際基準であるUICC分類と、日本膵臓学会が定めた膵臓癌取り扱い規約に基づく分類とがあります。ここでは、日本膵臓学会の基準に基づいたステージ分類を紹介しましょう。

基本的には腫瘍の浸潤度とリンパ節転移の有無、遠隔転移の有無を組み合わせて判断し、ステージ分類を行います。

<ステージⅠ>

腫瘍が2センチ以下ですい臓内にとどまっており、リンパ節転移が見られない状態

<ステージⅡ>

腫瘍が2センチ以下で1群リンパ節に転移している、もしくは腫瘍が2センチ以上でリンパ節転移が見られない状態

すい臓がんのステージⅠ・Ⅱでの治療後の生存率

すい臓がんは発見されにくく治療も難しいがんとされ、予後も厳しいようです。すい臓がんの罹患者全体のデータとしては、5年生存率は平均10~20%となっています。ステージⅠやⅡの初期段階で治療した場合はもう少し高い生存率となります。

ステージⅠ…治療後の5年生存率は57%

ステージⅡ…治療後の5年生存率は44%

すい臓がんの一般的な治療法

ほかのがんと同様に、外科手術によって腫瘍を摘出する治療が第一選択となります。ただし、進行した状態で見つかった場合など、手術が難しいケースもありますから、そのような場合は、抗がん剤治療と放射線治療をメインに行うことになります。

【すい臓がんの一般的な治療法】

  • 外科的手術
  • 抗がん剤による治療
  • 放射線治療
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