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免疫療法

癌の3大標準治療に次ぐ、第4の治療法として注目されている免疫療法について、治療の特徴やメリット&デメリットをまとめて紹介しましょう。

自らの免疫細胞で癌を攻撃する治療法

人間の体には、様々な種類の免疫細胞が存在していて、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどの異物を取り除く働きをしています。この免疫システムが、実は毎日数千個も作られているという癌細胞に対しても働いていて、悪さをしないよう抑えているのです。

年齢や生活習慣など様々な要素によって免疫力が落ち、癌細胞が増殖してしまうと腫瘍となって正常な細胞をむしばむようになってしまいます。そこで、免疫細胞を増やしたり強化して免疫力を上げることにより、増殖した癌細胞を攻撃しようというのが免疫療法の考え方です。

免疫療法が癌細胞に効く仕組みとは

免疫細胞には、樹状細胞やT細胞、B細胞、NK細胞など様々な種類の細胞があり、それぞれの役割を担っています。例えば、樹状細胞は細胞の外側に突起があり、癌細胞などの異物を取り込むとその特徴をほかの免疫細胞に伝える役割があります。NK細胞は、ナチュラルキラー細胞と呼ばれ、単独で異物を攻撃できる細胞です。

免疫療法では、これらの免疫細胞の働きを強化させるために、免疫細胞の培養を行います。患者さんの血液から治療に必要な成分を採取後、2週間から3週間程度培養してワクチンを作ります。樹状細胞ワクチン治療の場合は、まず樹状細胞が作られる元となる成分を採取して樹状細胞を作製。さらに患者さんの腫瘍から癌細胞を取り出して樹状細胞へ特徴を覚えさせたうえで培養します。

こうして作製したワクチンを点滴で投与することで、体内に免疫細胞が増えて癌への攻撃力が強化されるわけです。

免疫療法はあくまで対症療法であると考える

免疫療法は全身の癌細胞の働きを抑制する程度の作用がありますが、外科手術で腫瘍を取り除くような即効性や確実性は期待できません。現在のところ、体質や病状によって効果に多少の差はあるものの、すべての癌細胞を破壊するほどの効果は期待できないと考えられています。

手術が行なえないような進行がんの場合、標準治療の補助的な治療として行うことで痛みを和らげる効果が得られると考えられます。また、ごく初期の癌の術前に行うことで、手術範囲を狭めるような効果が期待できる場合もあります。

免疫療法のメリットとデメリットまとめ

癌の免疫治療について、メリットとデメリットを簡単にまとめてみました。

<メリット>

  • 自分の細胞を使ってワクチンを作るので副作用がなく、体の負担が少ない
  • 全身の癌細胞を抑制する効果が期待できる

<デメリット>

  • 病状や体質によって治療効果が異なり、即効性や確実性も高くない
  • 自由診療となるので、高額の治療費がかかる

免疫療法を受けた方の体験談

『手術後に再発…免疫療法で現状維持』<乳がん>

Aさん・50代・女性

40代に乳がんと診断され、乳房の全摘手術を受けました。その後再発が分かり、転移巣が増えてしまって…。絶望的な気持ちの時に免疫療法と出会いました。ホルモン治療と組み合わせて行いながら、現在まで5年間、転移を増やさずに現状維持しています。

『樹状細胞ワクチン療法で寛かい』<胃がん>

Bさん・40代・男性

胃もたれや胃が詰まった感じがあって受診し、胃がんが発見されました。すぐに切除手術を行いましたが、常に再発の不安があります。樹状細胞ワクチン療法とT細胞療法を行い、免疫力を落さないように注意しながら、2年間抗がん剤も併用して治療を続けています。

免疫療法が受けられるクリニック

○東京ミッドタウン先端医療研究所

免疫療法の中でも、第4世代といわれる樹状細胞ワクチン“バクセル”を使った治療が受けられる。

東京ミッドタウン先端医療研究所の公式HPはこちら>>

○瀬田クリニック

免疫療法の第4世代である“WT1ペプチド”を使った樹状細胞ワクチン療法が受けられる。

瀬田クリニックの公式HPはこちら>>

○セレンクリニック東京

第4世代の免疫療法で、“バクセル”を使った樹状細胞ワクチン療法が受けられる。

セレンクリニック東京の公式HPはこちら>>

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