早期だからこそ知って欲しい! 癌初期の治療ガイド
リスクのない治療法 再発・転移を起こさない治療法とは
サイトマップ
癌初期の治療ガイドHOME » がんを発症する原因とがんを予防する方法

がんを発症する原因とがんを予防する方法

がんはどのように発生する?

がんになる原因はまだわかっていない点もありますが、ある特定のリスクが、確実にがんの原因になると判明しているものがいくつかあります。例えば、タバコに多く含まれる発がん性化学物質、放射線、紫外線、ウイルスや細菌などが挙げられるでしょう。

これらが原因の場合は、遺伝子の影響ではなく、生活習慣や生活環境などが原因とされています。逆を言えば、生活習慣や生活環境を改善することによって、がんを予防することができる可能性があるということです。ここでは、確実にがんの原因となるリスクを詳しくご紹介していきます。

がんの原因

◆たばこ

たばこの煙には約4千種類の化学物質が含まれていて、その中で60種類の物質に発がん性があります。たばこの煙は喉から入り、器官を通って肺に運ばれます。さらに発がん性物質は血流にのってあらゆる臓器に運ばれ、様々な臓器に悪影響を与えるのです。

たばこに関してのがんは現在16種類もあり、呼吸器以外にも膵臓(すいぞう)、腎盂(じんう)、膀胱(ぼうこう)に対しても、発がん性の影響があるといわれています。男性の癌の3割はたばこが原因で、さらに自分以外の家族たちにも受動喫煙の影響があり、肺に対して発がん性があると判明しているのです。

アルコール

アルコールは適量であれば、健康に良い効果もあると言われていますが、大量に摂取すると健康を害します。アルコールを過剰摂取すると、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、肝臓がん、大腸がん、乳がんの発症リスクを高める恐れがあるのです。

アルコールががんの発症率を高める原因は「アルコールが分解される過程で出される、アセトアルデビドが発がん性を持っている」とされています。アルコールの害を抑えるために大量摂取を避け、たしなむ程度にしましょう。

放射線と紫外線

放射線と紫外線はどちらも電磁波の一種です。紫外線は太陽から出されるものですが、皮膚の色素によって受ける影響に違いがあります。特に、日焼けをすると真っ赤になるタイプの人は、紫外線を過剰に浴びると皮膚がんのリスクが高まるため注意が必要です。

放射線は、体の奥にまで届くほどエネルギーが強いものになります。診察で用いられるレントゲンは人体に影響がほとんどありませんが、原発事故のように予想だにしない事故で大量の放射線を浴びた場合に、将来がんを発症するリスクが高まります。

がんにならないために気を付ける

がんにならない為には、上記のようなことに注意をしなければなりません。特にたばこやアルコールは、普段の生活習慣の中でコントロールできることなので、がん発症のリスクを避けたい方は、一度自分の生活習慣や環境を見直してみるのも良いかもしれません。

遺伝性のがんについて

がんは遺伝すると良く聞きませんか?特に身内にがん患者がいる場合は不安になるものです。そこで、本当にがんは遺伝するのかどうか調べたので、ぜひ参考にしてください。

がんが遺伝する確率は低い!

部位にもよりますが、がんが遺伝する確率は1%以下ということが、がん学会によって判明しました。乳幼児に多い病気で、網膜芽細胞腫という病気が遺伝性のがんとして有名です。15,000~16,000人に1人の割合で発症し、網膜に腫瘍ができ視力が低下しますが、早期治療で治癒することができます。

がんは遺伝と環境のバランスで引き起されることもあります。すべてが遺伝の影響ではありませんが、大腸がん、乳がん、眼のがん、泌尿器がんなどは遺伝する可能性があると言われています。

遺伝性がんの原因は?

誰もが生まれつき持っている遺伝子の中で、がん抑制遺伝子というのがあります。これは細胞が、がんになるのを防ぐ働きをしているのです。遺伝性がんの原因には、がん抑制遺伝子の異常が考えられています。

細胞の1つ1つには、父と母の2つの物が2個ずつ入っています。その状態が通常の細胞の形で、このうち片方の細胞が壊れてしまうことが、抑制遺伝子の異常となるのです。片方の細胞が壊れると癌になりやすく、2つとも壊れてしまうと細胞ががん化してしまいます。

遺伝性のがんを発症する人は、生まれつき体の中にある細胞が、異変していることが多いです。そのため、通常の細胞を持っている人よりも、がんになる可能性が高くなります。

しかし、身内にがんになっている人がいるからと言って、必ずがんが遺伝するわけではありません。しかし他の人と比べるとがんになる可能性は高いです。

種類別に見るがんになりやすい人

がんになりやすい人はどういったタイプなのでしょうか。がんの種類別に見て行きましょう。

◆乳がん

妊娠・出産経験がない、授乳歴がない、初経が早かった人、閉経年齢が遅い人、閉経後に肥満になった人、飲酒習慣がある、ピルを服用している、身内に乳がんを発症した人がいる。

肺がん

たばこを吸う、家族にたばこを吸う人がいる。

食道がん

たばこを吸う、飲酒習慣がある、肥満の人。

胃がん

塩分の多い食事を好む、たばこを吸う、ヘリコバクター・ピロリに感染している人。

大腸がん

飲酒習慣のある、ソーセージ・ハム・ウインナーなどの加工肉を好む、肥満・高身長、身内に大腸がんのいる人。

肝臓がん

飲酒習慣のある、たばこを吸う、肥満の人、肝炎ウイルスに感染している人。

膵臓がん

たばこを吸う、肥満の人、大量に飲酒をする習慣がある、慢性膵炎の人、糖尿病の人、身内に膵臓がんのいる人。

子宮がん

多産の人、低年齢で性体験がある人、ヒトパピローマウイルスの感染している人、性感染症に感染している人、閉経年齢が遅い、出産歴がない、肥満の人。

前立腺がん

身内に前立腺がんがいる人。

もし当てはまる可能性があるなら、検診を受けてみましょう。地域にもよりますが、20歳を越えると市町村でがん検診が行われます。

ほとんどの場合が無料なのでこの機会に行ってみましょう。なにもなければ、それはそれで安心することができます。

がんを防ぐためにはどうしたら良い?

がんを発症させないために、いくつかのポイントを把握しておきましょう。

  1. たばこを吸わない・たばこの煙を避ける
  2. アルコールは適度に
  3. 食生活の改善(脂肪を控える、食べすぎない、塩分過多を避ける、ビタミンと繊維質を多く摂取する)
  4. 適度に運動する
  5. がん検診を受ける

これらが、がんを予防するためのポイントです。どれも生活習慣の改善や、意識を高めることでできる予防策なので、積極的に生活に取り入れていきましょう。

数十年後に姿を現す……

たばこや不摂生な生活の積み重ねが原因で、数十年後がんを発症させてしまうので、なるべく若い内から生活を整えておくことが大切です。

60代からがんの患者数が増えるのは、その生活を積み重ねた結果で、がんになる確率が高くなります。年齢を重ねている人でも遅くはありません。今からがんを予防するために、あまり神経質になり過ぎずに、できることから始めていきましょう。

▲ページトップ